佐藤さんは、Tシャツにジーパン姿、手ぶらで会場にやってきました。
汐留から歩いてきたと。サンダルで。
前にDC2でセミナーがあったその後、ひょいと来た感じです。
明日には長野いくと。おそらくこんな感じでいくんでしょう。
先に二次会の話をすると、佐藤さんは素手でつまみます。
箸をつかうのが不自然だと。
俺も、立食パーティだと、皿を持ったら負けを意味するので、
ハムとか唐揚げとか瞬殺で食べちゃうわけですが、居酒屋でそうする人ははじめてでした。
ただ、人の真似っこが好きな僕らも素手派になっていたので、
いきべん懇親会はたぶん素手で食べることになると思います。
ゴールからの逆算で手をうつやり方は国光さんと同じですが、
違うところは、ワンノブゼムにならないところと、最初から完璧なひとを入れるということでしょうか。
同じところは本人たちは認めたがらないけど、結構あります。
米国の起業家たちをよく勉強しているところとか。
国光太閤と違うところを、まとめるとざっとこんな感じです。
・儲かりそうなことは誰かがやるから結局儲からない
・コミュニティに属すと考えにバイアスがかかる
・いまの会社に場違いな人間を口説くからそのステージに必要な人という考えはない
このように考え方が変わったのは、SEOなどの事業で年商3億ぐらいにいったことに海外にいったとき。
日本のまわりじゃあ俺が一番できると思ってたら、
「なに、ちんけな商売やってるんだ」とシンガポールのキャピタリストにはまったく相手にされない。
「俺は何やっていたんだろう」と思って、
みんながやっていない新しいことをやろうとおもったのが、現メタップスのリワードビジネス。
Android、リワード、ゲーム、にはったら当たったと。
ただ、これも失敗だと。
もうすでに、「iOS、米国、リワード」はでていて、同じことの繰り返しにすぎないと。
二番煎じをやったところで、AmazonやGoogleにはかなわない。
ということで、今回たちあげたのがスパイクだ。
手数料ゼロなんて、クレイジーだ。
どうやって儲かるんだ。
こういうところにはるからこそ、やる意味があると。
佐藤さんが言うには、あのユダヤ系シリコンバレー人たちは、通常語れている経営学よりも、
深遠なところの学問にすらなっていないところを研究していて、こっそり体系化しているんじゃないかと。
奴らの定義する成功と、日本にいるIT成功者の成功の定義が違う。
だから日本のキャピタリストの言う事はきかない。
お前の成功体験こそが失敗なんだと。
ぶっとんだ事を考えるには、普段ふつうにやっていることを変えて、
5感で脳を刺激するといいと、モーリスさんが言っていたような気がする。
既成の考えからぶっとぶには、手づかみで飯をくうのが、お手軽なスタートなのかもしれない。
ということで、さくら茶屋の懇親会はフリーハンドでいきます。
戦国武将も忍者も現場では素手でくってましたしね。
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