ゾンビ企業が多すぎる。やばくなったらすぐに辞めろ。(粋な勉強会講義録)

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今回は雨の日開催とあって、ずいぶんドタキャン率が多かった。
起業家も雨に弱いということを知り、ちょっと徳をした気分だ。
つまり、ヤフーとかが爆速しちゃうと、それにおじけづく起業家がたくさんいて、
実はチャンスの隙間ができるということでもあるからだ。

今回のセッションでは、参加者の経営につっこんで聞き一緒に考えるような形で進められたので、
つっこんでかけないところが多いのであるが、その中でも、印象だったいくつかを共有したい。

1)あれもやる、これもやる、それもやるはダメ
スタートアップは資源が限られているから、なるべく事業は絞るようにとのこと。
しごく全うだが、改めて聞かされると、ここがブレるポイントなのかもしれない。
だからといって、1つに絞るのが正解かといっても、そうでもない。次のことがあるからだ。

2)ゾンビ企業が多すぎるのが問題だ。
大型資金調達をして目立ったかと思ったら、何やってるかわからないような企業が死屍累々といる。
駄目だったら恥ずかしがらずに辞めて次にいけばいい。
現状として、そういう企業が多いように思われるとのことだ。

3)ノウハウのシェアをすべし
西海岸のスタートアップの起業家間交流は活発だそうだ。
秘密にすることなくシェアした方がお互いのためだという考え方がベースにあるらしい。
「いきべん」や「スクー」、「サムライ」など、日本でもイベントはたくさんあるように思えるが、
本荘氏にしてみれば、交流が少なすぎるように見えるとのこと。

例えば、スターフェスティバルときいて、「弁当を注文できるサイトでしょ」という認識だけでとどめるのは駄目。
・弁当業に参入していない飲食店の空リソースを活用している
・お店と共同で弁当を開発することで競合参入をふせいでいる
・「いまから100個注文お願い」といったシチュエーションにも対応できる
というようなイノベーションポイントを伝えきいて、今後の自分の肥やしにできるかが重要なのだ。

4)海外のサービスを調査すべし
その昔、タイムマシン経営と言われた時代の先人達はよく調べていたそうだ。
いまの起業家はソーシャルストリームに流れる情報を受け身に摂取しているだけのようだと。
最近、村田マリ氏が立ち上げた住宅デザインサイト「iemo」は、「houses.com」というお手本サイトがすでにあり、数年前から米国で著名である。
このように、まだまだ、日本人が見つけていないサイトはある。
これが中国だとひとたび誰かが見つけると数十個の類似サイトがたちあがるわけで、
日本では数人ぐらいしかいないんだから大チャンスだというわけである。

そういえば、gumiの国光氏もツィッターを見つけてすぐにモバイルSNS「gumi」を立ち上げている。
確かに類似のコミュニティサイトは「イクセン」、「ユミー」、「いまちゅう」くらいだった。
(ゲームとしてのモバゲーやビジネスSNSのグリーが、モバイルでもコミュニケーションができ、この2社が結果として全てを駆逐してしまった。)

日本でやる限りは片手の数の企業しかライバルがいないわけである。

最後に「本当にヤバいときにどうやって対処しますか?」といつも質問をなげかけた。

「すぐに辞める」

と本荘翁ならではの返しであった。

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