水平分業が進むロボット産業こそビジネスチャンス!

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ロボットとは、

1.センサーで何らかの感知をし
2.それを知能で制御し、
3.なんらかの出力や駆動をする

 

と捉えることができます。

アシモのような直立歩行ロボットのみならず、 ドローンやルンバ、自動走行自動車など、すべてロボットだ。ロボット産業の勃興を機会と捉えるならば、この「ロボットの定義」は何かのヒントになるでしょう。

 

例えば世界にはどんなロボットが商用化されているのでしょうか?

 

1.HAL(サイバーダイン社):装着型ロボットスーツ
2.キバシステム社:Amazonの倉庫物流ロボット
3.アトラス、ビッグドッグ(ボストン・ダイナミクス社):軍事用ロボット
4.ペッパー(アルデバラン社):感情理解のコミュニケーションロボット
5.ホスピー(パナソニック社):薬剤の無人搬送ロボット
6.バクスター(ロドニー・ブルックス社):工場向け軽作業ロボット
7.ダヴィンチ(インテュイティヴ・サージカル社):内視鏡下手術用の医療用ロボット

 

この他にも、受付嬢や踊り子、ショベルカーの操縦、車から変身するロボットなどが商用化されています。

 

なぜここに来て、ロボットの事例が増えているのでしょうか?
ロボット産業の歴史をひもといてみると、今回は3回目のロボットブームになるそうです。

 

第一次ロボットブーム(1970年頃):万博でロボットが展示されている。衛生の携帯電話もここで発表されました。

 

第二次ロボットブーム(2000年頃):アシモ(本田技研)やAIBO(ソニー)などの登場。携帯電話はブラウザ対応へ。

 

第三次ロボットブーム(2014年):Pepper、Nao。

 

このロボットブーム、実はケータイの歴史と深くかかわっています。
正確にいうとコンピュータの小型化です。

 

とくに、センサーやクラウド、強力なCPUが積まれたスマホの登場と進化によって、ロボット産業も一気に開花した。 ドローンは飛んでいるスマホともいえます。
スマホをディスプレイと違うアウトプットにすればなんらかのロボットができます。

 

また、テスラモーターのようなOS搭載車のように、ロボット産業のPC化(水平分業)もすすんでいる。 もはやロボットの周辺技術は分散しているのです。

 

1.ソフトウェアでは、AI、アプリ、OS。
2.ハードウェアは、モーター、センサー、機構など。

 

これらのすべてを、一社でつくり上げることは難しい。
だからこそPC産業のような水平分業が必要なのです。

 

アスラテック社の展開する「V-Sido OS」は、そういう流れから生まれたものでした。
例えば、「右手をあげる」という指令をするのに、ハードの個体ごとにモーションのプログラミングをする必要がなくなります。

 

知能と機械をつなぐのがロボット用のOSというわけです。
もはや、webブラウザを使ってロボットを制御することも可能です。
JavaScriptだけでロボットアプリの開発が可能になっています。
つまり、Web技術者が簡単に参入できる業界でもあります。

 

IT業界人にとって、ロボット産業の最大の魅力は、いままでディスプレイに閉じた世界からリアルの世界へ広げられるところです。

 

IoTもそのような志向はあるが、参入障壁が低い分、レッドオーシャンになりやすいです。
ロボットの介在でなんらかの付加価値をあげられたら、そこに市場がひらけます。

 

ロボットを「スマホ以外のIT機器のひとつ」と考えれば、案外簡単なのかもしれません。

 

 

というわけで、第7回のいきべんのテーマはロボットです。

 

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