記事にカテゴリー設定とタグ設定をするとSEOに効くといわれます。
でも、それがどういう理由なのかわからないと、意味のない設定をしかねません。
サマリー
SEO効果がある理由
一言でいえば、記事がカテゴリーツリーで構造化されるからです。
例えば、「大カテゴリー>中カテゴリー>記事」というツリーができます。
これはパンくずリストにより構造化されるため、カテゴリー名が、検索キーワードでひっかかるのです。
記事に対するカテゴリーキーワードの関連性(検索性)が高まるだけでなく、
カテゴリーAにひもづく記事一覧という中間ページができることで、そのページが検索対象になります。
このように考えれば、タグワードごとにも記事一覧ページが生成されるのです。
このような理由ですので、狙った検索キーワードではないカテゴリーを据えたところで意味がありません。
たとえば、「ひとりごと」「日記」といったカテゴリーは、検索されにくいのです。
どんなカテゴリーを作ればいいか
まずは狙いたいキーワードをずらっとあげてみましょう。
それを、大カテゴリーと小カテゴリーに仕訳をしてみて、グループ化してみます。
そうすると、「ビッグキーワード>スモールキーワード>記事」というツリー構造ができあがります。
小カテゴリーに属する記事は目安として5件入るようにします。
そうすると100記事書くのであれば、小カテゴリーは20くらい用意すればいいというわけです。
数百記事を書くのであれば、カテゴリーをもう一つ下げて「3ワード検索」を意識したものにすればいいです。
なお、大カテゴリーはいろいろな切り方があります。
ワードプレスでは親カテゴリーを含む複数カテゴリーにチェックができますので、適宜複数チェックをおこないましょう。
ただし、あるカテゴリーとまた別のカテゴリーが同じ記事リストだと、読者を欺きますし、ともすると、Googleから意味のないページと睨まれます。自分が意味あると思った仕訳をして欲しいものです。
記事にはどんなタグを入れるか?
記事にはタグ設定ができます。
もちろんカテゴリーと同じキーワードを入れることもできますが、それよりも大事なことは、読者の利便性です。
このキーワードが入っている他の記事をみたいなというニーズに答えるのが本質的です。
あとは、専門性の高いキーワードを設定すると良いでしょう。
たとえば学術用語などは、検索している時点でかなりの知的好奇心をもったユーザです。
彼らは、検索結果ページでも深いところまで探すような人たちですので、大切にしておきたいものです。
常に抽象と具体のツリーを意識する
カテゴリー設定により、ブログ記事がツリー構造になります。
同じように、記事の目次化(h2タグ、h3タグ)が、また構造化になります。
検索エンジンは、このキーワードは、どこの記事リストにふさわしいのか、あるいは、どの記事のどこの部分にふさわしいのか、といったことを察知しようとしています。
記事リスト、そして記事内容、すべてを通して、キーワードのツリーがきちんと出来ているかどうかを意識しましょう。
ですので、表面上はSEOキーワードでカテゴリーを設定していても、実は、あなたのブログを思考のツリーに置き換えているという作業でもあるのです。
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