あげればキリがない「アナリティクス」ですが、これだけおさえておけばいいというポイントをあげてみました。
サマリー
月間上位ページのPV数
なにはともあれ、コンサル先で私がまっさきに調査するのはこれです。
現状、どういう記事が人気あるのかを肌感覚でわかるようにしておきます。
上位ページは毎月固定のPVを上げていることがわかります。
私たちのようなコンサルタントは、経験上、PVがあがると、次月のPVも引き寄せることを感じています。
PVを集めれば検索順位もあがる
「検索順位があがるからPVがあがる」というよりも、
「PVがあがっているから検索順位」もあがるという感覚です。
もちろん、シェアなどの被リンクも増えているのでしょうが、シェアされていないような記事もそういう動きをします。
Googleの立場からしてみれば、「来訪者の多いページはいいコンテンツの可能性がある」わけですから、なんらかのそのような「逆引き寄せロジック」も用意しているような気がしてなりません。
ですので、上位ページのPVはなるべく落とさないように、メンテナンスする必要があります。
たとえば、人気ページのウィジェットを用意するのもいいでしょう。
パレートの法則
これも経験上わかることですが、上位20%のページが全体80%のアクセスを集めているという「パレートの法則」に近い現象がおこっているのです。
なので、上位ページのPVを落とさないということが重要です。
限られた時間を効率よく配分
あとは、一生懸命書いたのに、いいコンテンツだと思ったのにPVが集まっていないページも把握しておきます。
できるかぎりサイト内で露出したり、タイトル変更、文章改善、タグ追加、カテゴリー追加などで、索順位もあがります。
各記事のPVの把握は、どんな記事を応援すべきか、限られた時間をどのように使うかを決めるのに大事なことなのです。
放置プレイで機会損失
人気記事のPVがわかったところで、そのまま放置してはいけません。
「何かうてる対策はないか」という視点で見ておきましょう。
人気記事がわかれば、読者のニーズがわかります。
ちょっとメンテナンスすればアクセスが増えることもあります。
人気記事を育てて、他の記事にトラフィックを流すこともできます。
検索ワードを調査したらやること
ここで注意していけなくてはならないのが、今わかる検索流入ワードは「今のサイト」での成果であるということです。
毎月どんなキーワードで何件入ってきているのか把握しておきましょう。
順位あげたいキーワード
このキーワードをあげたいとわかれば、カテゴリー、タグ、記事を追加すればいいことになります。
そのキーワードで実際に検索してみて、どんな記事が上位検索されているのかも調べましょう。
そのような記事が自分にも書けそうで、自分独自の切り口でオリジナリティを出せそうだったら、その記事を書きましょう。
最初のうちは1ワードで入ってくることはありません。
2ワードのものを対策して、その2ワードが趣旨の構成要素になる記事を書きましょう。
すでにいい線いってるキーワード
検索流入の多いキーワードを把握して、もっと流入増やす施策をします。
具体的には、強いキーワードのカテゴリー配下の記事を増やすことです。
最初のうちは「検索結果40位以内」というように、低めの目標をもって、そのキーワードを応援しましょう。
そのキーワードがカテゴリーになければカテゴリーに追加し、そのキーワードをタイトルとする記事を書いていきましょう。
いたずらにキーワードがあればいいというわけではなく、そのキーワードが、記事の趣旨の構成要素になっているかが大事です。記事を書く時にあらかじめ目次を作ってみると、そこで利用した複合キーワードも呼び込みやすいでしょう。
なお、Googleでは検索結果では「◯◯に関連する検索キーワード」というのが出てきますので、そこも参考になります。
クリック率
Google検索結果ページからのクリック率です。
検索結果ページは10件表示ですから10%以上あれば合格です。
記事のタイトルと、記事の本文(ディスクリプション)を改善すればクリック率があがります。
流入経路を把握する
自分のブログが現状、どういう流入経路で入っているかを知っておきます。
Organic Search
最初のうちは、自分がシェアした記事のPVしか入ってこないでしょう。
これはソーシャル流入にカウントされます。
Social
そのうちジワジワと検索流入が増えてきます。
SEOがメインだと、全体の9割くらいまで増えるでしょう。
Referral
被リンクから来るのであれば「リファラル流入」です。
Direct
メールやブックマークなどの直リンクで来るのであれば「ダイレクト流入」になります。
固定読者がついてくれば、SEOの割合も減ってくるでしょう。
(とはいえ、全体流入が増えると検索流入も増える傾向にあるので変わらない傾向もあります。)
自分のブログがどんな特性を持っているのかを把握しておけば、どんな記事をかけばいいかも見えてきます。
固定読者がいるのなら、拡散性の高い記事(例:賛否両論あるような記事)を書けばいいですし、
新規を追いかけたいならば、検索流入の高いノウハウ記事をかけばいいことになります。
特定メディアからの流入(例:ネイバーまとめ)が多いならば、そこにあわせた記事をかけばいいですよね。
滞在時間と直帰率を見る
滞在時間が長く、直帰率が低い記事は良いコンテンツとされる傾向にあります。
滞在時間は記事のボリュームによりますが、まずは2分以上を目指しましょう。
直帰率を下げる施策としては、他の記事を奨めるウィジェットが有効でしょう。
ブログ特性にもよりますが、経験値でいえば、80%を切ればまずは合格です。
直帰率が下がれば、1セッションあたりのPVもあがります。
訪問者の平均閲覧数が増えて来たら、ブログ自体も評価されているということになります。
「この人の記事はもっと読みたい」と思っていることですから。
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