あるタイミングであるキーワードからの流入が増えてくることがあります。 なので私たちは日々、どんなキーワードが当たりそうか察知しなくてはなりません。
サマリー
自社サービスにとって効果的なコンテンツとは?
・ネイルだったら3週間
・試験だったら試験日
・食事だったら夕方
・ドラマだったら放映時間
・式場だったら婚約の時
などなど、自社のお客さんの周期をまず掘り当て、それに対して施策をうちます。
恋もビジネスもタイミングが重要といえます。
筆者の友人が、
「ビジネスってのはパチンコとおんなじだ。花びらが開いているときに、がんがんぶちこめばいいんだ。」
といいました。
花びらがひらくタイミングにあわせて、撒き餌をばらまけばいいんです。
ケーキは12月24日、チョコレートは2月14日、浅草なら花火大会、
こんな風に、すべてのビジネスには勝負時があります。
その勝負時にどんな対策をするのか?
ということを考えるのが私たちの仕事といえます。
買わせるのか、メアドを収集するのか、時とタイミングによって施策もかわります。
タイミングは、試験や年間行事のような、絶対的な暦通りのものかもしれませんし、次の購入タイミングといった、お客さんの周期かもしれません。
後者であれば、前回の購入日にあわせて、施策をうたなければならないわけだから、連絡手段を持たなくてはなりません。
カード紛失やトイレの故障みたいに、いつおこるかわからないことに対しては、また違った対策になります。
だから、一概にいえないわけですけど、お客さんにはそれぞれのタイミングがあるということだけは覚えていきましょう。
確率はほんとにわずかな恋物語と心得よ
「自分のタイミングで売りつけるのが営業だろ」という人もいます。
その人は対面営業でプッシュができるからですね。
でも、インターネットの世界では、お客さんの方が上位なのです。
気に食わなかったら他のサイトにいけばいいし、買う前に入念に調べられます。
うそくさかったり、うさんくさかったらダメです。
インターネットでのマーケティングは極めて女性的です。
男子の好意をひきよせるように努力して、男子が寄ってくるまで待つようなものです。
マーケティングでは、向こうから来るようにしても、さらに決定権は向こうにあります。
私なりに言わせていただけば、「通わぬ恋」というのがインターネットのマーケティングの心得です。
だから、来てくれる人の数を大きくしないといけません。
メール会員にするのに1%、さらに買ってくれるのは1%としたら、
1万人に1人しか、あなたのサービスを選んでくれません。
1万回も街コンに参加してる人はさすがにいないでしょう。毎日参加しても10年かかります。
しかし、インターネットの世界では1万人と接触しないと成果はでないのです。
だから、色々なキーワードを散りばめて、探される価値を出さないといけません。
どんなコンテンツを用意すればいいのか?
まずは、色々なキーワードの組み合わせで検索してみて、そのキーワードごとに、どんなサイトが強いのか、競合サービスはどこか、調査してみてみましょう。
そして、なんでこのサイトは強いんだろうと研究します。
正解はないですが、仮説を出すことはできます。
なるほど、こういうコンテンツを用意すればいいんだ、と気づきます。
待てよ、これじゃあ競合よりも多くコンテンツページを作れないよなあと想う時があります。
例えば商品を場合、競合より商品点数が少なかったら、商品ページ数という点であればSEOは逆転するのは難しいです。
でも、深掘りするとか、レビュー数を増やすとか、戦える場所を探すことはできます。
友人のゲームクリエイターが言いました。
「敵とおなじ土俵で戦ってはダメだ。小学生と徒競走するような場所をみつけるべきだ」と。
ウェブマーケティングはスタンプラリー
以前、筆者のセミナーにも講師として何回も登壇してくれた方がこういいました。
「恋愛は単純接触頻度の回数で成功確率があがる。いわば、スタンプラリーのようなものだ」と。
一度や二度フラレても会いに行けと。
この概念はリスティングでは、リターゲティング広告があります。
一度、広告を踏んだ人に何回も同じ広告を出すというものです。
サイトに一度だけ来てくれた人に、いきなり買ってもらうのは難しいです。
でも、なんどか検索でひっかかって見ているうちに、サイトの名前を覚えてくれます。
この時期にこのサービスがあれば、あの時期もそのサービスがあるだろうと期待したら、名指しでいくかもしれません。
例えば、ユーキャンは必ず試験の解答速報をやります。
しかも前週にペイドパブを打ちます。
これは受験生との約束事のようになっています。
だから「ユーキャン、解答速報はえええ」といったつぶやきや2ちゃんねるの書き込みがあるんです。
これを何年も続けているということは、当たっている施策、つまり、ビジネス価値のある無料サービスということと推測されます。
ユーキャンは単純接触頻度の重要さをかなり理解している企業だといえます。
ぜひ、競合のいいサービスのいいWEB施策は、どんどん自社サービスに取り入れましょう。
競合の施策でこけていそうなサービスも自分だったらどうするかを考えてみましょう。
ライバル会社の成功をひがむな
ライバル会社も、社員や家族を養うために、いろいろな施策をやってるわけです。
やる理由がそこにはあるし、失敗する理由も、成功している理由もあります。
己を知り、敵をしれば、百戦危うからず、というわけです。
自分のサービスに自惚れて、競合サービスを批難ばかりする人がいます。
それは、お目当ての女性の男友達や過去の男を、否定しているのとかわりません。
その方の恋愛経験自体を否定しているようなもので、極めて危険です。
そういうことを知らずに、自社サービスでお客さんに対してやってしまうとアウトです。
それより、競合サイトがなぜ、このキーワードで自分より上位にひっかかるのか、研究する方が得策でしょう。
少なくとも、Googleには自社サービスが評価されていないということです。
現実には謙虚になるべきです。己を知るというのはこういうことです。
サービスが間違っているのか?
施策が間違っているのか?
期待値をちゃんとあげているのか?
その期待値に答えているのか?
こういったことも重要です。
また、一方的に伝えるのもNGです。
「伝える」と「伝わる」は違うものです。
自慢話をして、女性を口説くことはできません。
相手の思考回路にあわせて、魅力的に思えるようにしなくてはなりません。
「実績NO1」とか言ってるサイト、いかにも怪しいですよね。
「何の実績がナンバー1なんだよ?」
広告表現(キャッチコピー)は、もうひとりの自分を立てて反論してみる必要があります。
広報の黄金法則をコンテンツマーケに
広報活動においては、「ネタとツテとタイミング」が重なってはじめて成立すると言われています。
ツテとは記者との普段からのリレーションになります。
記者にとっては、タイミングよくネタになれば紹介したいわけで、サービスそのものを紹介したいわけではありません。
この第三者目線は非常に重要ですし、いつでも記者とコンタクトできる状態にしておくのも重要です。
では、これをコンテンツ・マーケティングに置き換えてみるとどうでしょうか。
コンテンツ・マーケティングは、「ネタと相手とタイミング」が重なってはじめて成立するものだから、普段から色々なコンテンツに触れてアイデアを貯めておきましょうということになります。
何が当たるかわからないけど、やっていくうちに、法則性がわかってきます。
これがコンテンツ・マーケティングの心得になります。
裏を返せば、人の気持ちはころころかわるけど、ある条件に反応して行動する。
これがお客さんの購買行動のベースにあります。
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女心と秋の空とはよく言ったものです。
ころころと気心が変わることを言い当てた先人たち(しかも男)の知恵ですね。
でも、よく観察していくと、
・髪切ったねというと喜ぶ
・誕生日が近づくとうわつく
・婚期がせまるとあせる
・生理の周期で気分がかわる
こういった、なんらかの法則性が見えてきます。
コンバージョンストーリーは突然に
インターネットを通じてやってくるお客さんも似ています。
あるタイミングであるキーワードからの流入が増えてくることがあります。
なので私たちは日々、どんなキーワードが当たりそうか察知しなくてはなりません。
はじめて会った女性の生理日を当てることはできません。(いたらキモいです。)
キーワード調査を日々怠っているということはこういうことです。
お客さんはある周期で、その気がおきます。